フローリングに敷き布団…手軽に湿気から守る工夫とは?

生活・食生活

Originally posted on 2017年11月13日 @ 10:03 PM

 

お布団、毎日干していますか?

私はなかなか干すことができません。

 

日中家にいないことが多いため、

お天気を見て布団の出し入れが

できないからです。

 

ですが干さないと湿気が布団にこもってしまいますよね。

 

先日、風邪をひいて寝込んだ後、

少々湿気の恐ろしさに驚いてしまいました。

 

そして干す必要があるのは、敷布団の方だは…

とも思ってしまいました。

 

布団を干せない生活に変わりはありませんが、

それ以来湿気対策として実行していることがあるのです。

 

フローリングの湿気に気づいたきっかけとは?

 

 

用事で遠方に行ってきた帰り、

新幹線の中で強い悪寒に襲われました。

 

もうゾクゾクして、寒くて仕方ないのです。

 

あいにく夏場だったので、

冷房対策の薄手のカーディガンしか持っておらず、

ガタガタ震えながら家に帰り着きました。

 

別を測ってみると案の定、

40度近くあるではありませんか。

 

主人に「食事 外で頼む」とメッセージを送信し、

毛布と布団を着込んで寝込んだのでした。

 

家族にうつしてはいけないと思ったので、

普段使っていないフローリングの部屋

布団を敷いて3日間こもりました。

 

やっと落ち着いたので、布団をあげようと

 

思い、敷布団の下を触ると…。

湿っている…。

 

その下のフローリングも汗をかいたように

じっとりしています。

 

私が寝ていた敷布団の表面部分は

濡れていないのに、裏面だけ湿っているのです。

 

二階だったので、床下に水漏れがある

というわけでもなさそうです。

 

雨も降っておらず、周りに水気はありません。

 

休日の朝っぱらから怪奇現象だと騒ぐ私に、

主人はあっさりと

「湿気が溜まったんじゃない?」と言いました。

 

普段はベッドを使用しています。

 

そういえばベッドを購入するときに、

「湿気がうまく逃げますよ」と

すのこベッドを勧められたのでした。

 

湿気の多い地域なので、

これを購入する人が多いという

セールストークを間に受けたわけではなかったのですが、

我が家もすのこベッドです。

 

一度もマットを干したり、

除湿用のシートを敷いたりしていませんが、

カビたことも湿気が気になったこともありません。

 

それが当然だと思っていたのですが、

どうやらそうではないようなのです。

 

畳に布団を敷いた場合は、

畳が湿気を吸収して徐々に蒸散してくれるそうです。

 

ですが、床張りの場合は、湿気の逃げ場がなく

 

床と敷布団の境目で結露が発生してしまうことがあるとか!?

 

どれだけの水分が湿気になっているの?

 

 

人は寝ている間に目に見えない汗を、

一晩コップ2杯分くらいはかいていると

聞いたことはないでしょうか?

 

それは通常の場合だそうです。

 

熱があったり、代謝の活発な子供などは

もっと水分を発しているらしいのです。

 

その水分が敷布団を伝い、冷たい床との

温度差で境界面に結露が生じるのだとか…。

 

フローリングに万年床の場合は、

敷布団がカビるだけでなく、

床が腐ってしまう場合もあるというではありませんか。

 

フローリングは畳などと違って

水分を吸収してくれないため、

結露となって目に見える状態になります。

 

ですが、畳だってカーペットだって、

水分が染み込む量に違いはないのです。

 

見えないだけで、水分を含んでいることになります。

 

そういえば、学生の時にもいました。

畳部屋で布団を敷きっぱなしにしていた人が、

腐らせてましたよ…畳を。

 

よっぽどずぼらな生活だったのねと、

当時は笑い話になっていましたが、

それほど珍しい現象ではないそうなのです。

 

近所の方なんて、

夏休みに大学生のお子さんが帰省してきたので、

 

フローリングの上に布団を敷いて

寝泊まりさせていたそうなのです。

 

布団を上げずに、ゴロゴロと数日過ごしただけで

フローリングのワックスが変色したそうです。

 

その時は理由がわからなかったそうですが、

私の話を聞いて

「湿気だったのかも」と妙に納得していました。

 

フローリングに布団を敷く時の工夫とは?

 

 

フローリングに布団は良くないとはわかりましたが、

結構してしまうのですよね。

 

主人と喧嘩した時や病気の時の隔離部屋として、

そのフローリング部屋は使用しています。

 

ですが、わざわざベッドを買うのもなあ…

といった感じです。

 

かといってこまめに布団を干すこともできません。

 

なので少々工夫することにしました。

 

私は、日頃から寝る時には枕と

自分の体の下にタオルを敷いています。

 

これは、汚したりしないようにというのもあるのですが、

シーツの洗濯頻度を減らすためなのです。

 

シーツを取り外して洗濯して乾かし、またつける…。

 

この作業、簡単に見えて結構面倒臭いのです。

 

少しでも楽をしたい私は、タオルを敷いて、

ほぼ毎日そちらの方を洗濯しています。

 

他のタオルと同じように洗えますし、

アイロンも不要。

干す場所も取られません。

 

これと同じことをフローリングと

敷布団の間にすれば良いと思ったのです。

 

フローリングに布団を敷かなければならない時には、

バスタオルの上に敷布団を敷くのです。

 

そうすれば、バスタオルが床の結露を吸収してくれます。

 

朝起きた時に、バスタオルを外し、

できれば敷布団を立てかけておけば、

湿気は床にこもりません。

 

風邪が子供にうつったので試してみたのですが、

 

床に結露はできていませんでした。

 

タオルと敷布団は少々湿っていたので、

やはりタオルは毎日交換する必要があると思います。

 

それとやっぱり、敷布団の敷きっぱなしはよくないですね。

 

布団を上げられない病気の場合には、

位置をずらせば、フローリングは痛まずに済みそうです。

 

敷布団はすぐに買い換えられますが、

床の張替えは、時間的にも金銭的にも

負担が大きいですものね。

 

まとめ

今、一人暮らしのワンルームマンションでは、

フローリングが人気ですよね。

 

なんだかオシャレな感じもするので、

私も一人の時はフローリングの部屋に住んでいました。

 

友人たちも同じような理由で

フローリングに住んでいましたね。

 

そして、「部屋を広く使いたいから」

ベッドを置かずに布団を上げ下げしていました。

 

夜勤もある不規則な仕事だったので、

そういえば布団を敷きっぱなしの時も多かったです。

 

フローリングを痛めていたかもしれませんね。

 

大家さん、ごめんなさい…と

今更ながら思ってしまいます。

 

親戚の子が今年大学に入り一人暮らしを始めたのですが、

「板間に布団を敷く時には一枚何かを敷くように」

アドバイスしておきました。

 

卒業して引っ越す時に、床を腐らせて敷金が

戻らなかったり追加請求されたら困りますから。

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