意外とすぐなるエコノミークラス症候群!初期症状を簡単に見極めるには?

健康

Originally posted on 2017年11月30日 @ 9:24 PM

 

飛行機やバス、列車など長時間、

同じ姿勢で移動する時に心配なのが、

エコノミークラス症候群。

 

名前は耳にしたことがあるかと思いますが、

具体的にどのような症状があるか、

ご存知でしょうか?

 

 

エコノミークラス症候群の

初期症状をご紹介しましょう。

 

そして、対処法を

お伝えしていきます。

 

 

水分補給とストレッチで予防!エコノミークラス症候群の3つの初期症状

 

 

エコノミークラス症候群は、

狭い空間に同じ姿勢で

長時間過ごすことで発症します。

 

 

具体的には、膝から下の下腿という

細い静脈内の血管に塊ができます。

 

その固まりが

血流に乗って肺へ移動し、

血管が詰まって肺塞栓症を

引き起こします。

 

血の塊が小さいと、

完全に血管を塞ぐことは無いため、

気づかない場合もあります。

 

 

血栓症には2種類あります。

 

エコノミークラス症候群の初期症状は、

下腿が赤くなり、腫れや痛みが現れます。

 

また、血栓の周囲にだるさを感じたり、

むくみを生じたりすることがあります。

 

 

軽い痛みが伴うこともありますので、

これらの症状の内1つでも

当てはまるものがあれば要注意。

 

エコノミークラス症候群の一つである

深部静脈血栓症になっている可能性がある、

と判断しましょう。

 

 

エコノミークラス症候群は、

動かしていない足を急に動かしてしまうと

発症することがあります。

 

ひどい場合は、

・急な胸痛

・呼吸困難

・心拍数の増加

・意識消失

など引き起こす恐れがあります。

 

こちらは、肺動脈血栓塞栓症に

なっている状態です。

 

 

軽症であれば、

病院で血栓を溶かす処置をしてもらえば、

症状は快方に向かいます。

 

ですが重症の場合は、心停止になり、

最悪死に至ることがあります。

 

 

これらの重篤な症状を

防ぐためには対策が必要です。

 

 

エコノミークラス症候群を

予防するには、水分補給が不可欠です。

 

脱水症状を引き起こしやすい、

アルコールやコーヒーの摂取は

控えたほうが無難でしょう。

 

また、足を上下に動かすなど、

動かしてを行ってください。

 

 

広さがあれば、

簡単なストレッチも効果的です。

 

ですが、狭い車内や座席で難しい場合は、

1時間に1度は席を立って、

足を動かすようにしましょう。

 

 

こんな人は要注意!エコノミークラス症候群になりやすい人とは?

 

 

 

エコノミークラス症候群は、

血栓症ということをご紹介しました。

 

血栓が血流内にできやすい方が、

必然的にエコノミークラス症候群にも

なりやすい人となります。

 

 

血栓ができやすい体質の方は、

生活習慣病の代表とも言える

糖尿病や肥満症を患っている方です。

 

特に、体重が重い方は、座った時に

足がうっ血しやすいため、

血栓ができやすいのです。

 

また、血液中の粘度が濃くなっているため、

これらの疾患の方は、特に気をつけましょう。

 

 

血栓症を患っている方は、

ふくらはぎを締め付けるような服装は、

控えたほうが無難です。

 

弾性ストッキングを着用すれば、

静脈内の血液が心臓に戻る働きを

補助してくれます。

 

そして、血流が滞る事を防ぎ、

血栓になることも予防できます。

 

 

また喫煙者や下肢静脈瘤の方

血栓ができやすいと云われています。

 

 

ご紹介したアルコールを

多量摂取している方も危険です。

 

飛行機で長距離を移動する場合、

アルコールは危険です。

 

飲みすぎて体調を悪くしないように意識したり、

身体の変化には気をつける必要があります。

 

 

まとめ

 

 

エコノミークラス症候群は、

ついつい他人事だと思ってしまいがち。

 

ですが、誰にでも起こりうる症状です。

 

 

狭い車内では、

動くことがついつい億劫になって

しまいがちになりますよね。

 

移動先で問題なく行動したい場合は、

是非、移動中にも足を動かす。

 

また、水分を多めに摂取するなどを

心がけてくださいね。

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