Originally posted on 2017年11月10日 @ 9:49 PM
日々の家事をこなす上で、大切なことは、
手間とお金の、バランスだと思っています。
いくら安くこなしたとしても、
自分の時間がなくなるくらい
家事に時間をかけてしまうと、ストレスが溜まります。
家では、家事をやったからといって
お給料がもらえるわけではありません。
節約を頑張るのは良いことかもしれませんが、
家事は長く続けていくものです。
負担になりすぎない程度に頑張るのが、
秘訣なのではないかと思うようになりました。
家事の苦手分野を乗り切るには?実践したことをご紹介!
誰しも苦手なものはあります。
お料理は得意でも
お掃除はまるでダメな人もいますし、
その逆もあるでしょう。
苦手な家事をやる時は気分が乗らず、
時間もダラダラと長くかかりがちです。
場合によっては時間がもったいない…。
お金で解決できたら…と思うことも
あるかもしれません。
私はそんな時、自分でやった場合の時間と
手間がサービスをお金で買った時と比較して
見合っているかを考えるようにしています。
大人になってからの家事で私が一番
苦手なことは、お裁縫です。
お裁縫が得意ではなく、好きでもないので、
家のミシンもただの、オブジェと化しています。
保育園や幼稚園で、必要な手作りグッズなどで、
複雑なものは、手芸店の手作り品を購入しました。
時間と手間を、お金で買う感覚です。
今や雑巾も、お店で買える時代ですし、
ミシンも安価で高性能です。
雑巾はお店で購入し、バザーなどで必要な
手作り品はミシンと、手芸店の力で乗り切りました。
お裁縫の中で、私を一番悩ませたのは、
子供のズボンの裾直しでした。
裾直しといっても、成長しきった大人の
ズボン丈を直すものではありません。
日々成長していく子供のズボン丈の
裾直しです。
うちには男の子がいるのですが、
姑の方針で、小学生の頃からフォーマルな
服装のズボンは長ズボンでした。
理由は根拠のないもので、無視したかったのですが、
発表会などのたび、人前で説教されるので、
渋々従っていました。
周りの男の子は、ほとんど全員
ハーフパンツなのに…。
長ズボンにしてしまうと、小さいうちは
数ヶ月すると、丈が合わなくなりますよね。
その度、解いて直さなければなりません。
最初は購入したお店で、やってもらっていました。
ですが、びっちりと折り目をつけてくれるので、
解いた時に、跡が目立ってしまうのです。
自分でやれば加減できるので、
いつからか、自分でやるようになったのです。
そのサービスを、お金で買おうと
思わなくなったのですね。
裾上げテープを、使用した時もありました。
ですが、何度も裾直しが必要な場合には
適していないように思います。
アイロンでくっつけるだけなので
非常に簡単なのですが、
外す時にテープが、綺麗に剥がれなかったのです。
ああ…これは
一度直せばいい大人に
使用するものなんだ…とがっかりし、
それ以来、手縫いでやっています。
納得した選択だったのに…失敗談から学んだこと。
裾直しの分野では、結構合理的にやっていた
と思ったのですが、上には上がいました。
子供が中学生になったので、
学生服を購入した時のことです。
男の子なのですが、
特に冬服は結構なお値段がします。
3年間着られるような品質だからと
いうことらしいです。
冬の制服は生地も厚く、なかなか
自分では裾上げしにくそうです。
小さい時のように、そう何度も裾上げは
必要ないだろうし、失敗したら嫌だなと思ったので、
購入したお店にお願いしました。
私はいつものように、手間とお金を天秤にかけ、
自分が納得できる方を、選択したつもりでした。
自分で出来ないこともないでしょうが、
長く使うものなので、プロにお願いしたのです。
でも今回は、これで失敗してしまいました。
採寸の時に、一緒になった親御さんのお話を
参考にしていれば良かった…と反省しました。
裾を解いた時に、
びっしりと跡が付いているのは、
まあ仕方がありません。
いつもよりも念入りに、湿らせて当て布をし、
アイロンを丁寧にかければ完璧とまでは
言いませんが目立たなくなります。
今回も同じように、アイロンをかけたのですが、
裾を解いた跡がいつもよりも目立つのです。
何度やっても、やっぱり目立つ…。
そうなんです。
制服の生地が日焼けで変色
していたんです。
制服は毎日着るものですから、
日光にさらされます。
内側に折り曲げられていた部分には
日光が直接当たっていないので、
外側よりも、色あせしません。
毎日の通学で、自転車で往復することで、
息子の制服は日光によるダメージを
受けていたのでした。
奮発して高い制服を、買ったのですが、
3年間同じ品質で着続けることは
できないようです。
うちはまだ良い方で、
近所のグレーのブレザーの男の子は、
変色がひどすぎて、買い換えたのだとか。
黒よりも灰色の方が
日光による色あせが、目立つそうなのです。
またある男の子の同級生も、黒ズボンだったのですが
1年持たずして、買い換えたそうです。
なんでも最初から長めの裾にしすぎたため、
地面に擦ってしまい、いざ裾直しをしようとすると
穴が…。
折り目の部分は裾出しすると、
もう裾じゃないですものね…。
くるぶしより少し上に擦り切れた跡が
目立ってしまい、結局買い換えざるをえなかったとか。
では、採寸の時に一緒になったお母さんの
何を参考にすれば良かったかと言うと…。
その方は、いわゆるノーブランドのズボンを
購入されていたのです。
店員さんは、お高いものを
「卒業するまで持つし、色も墨よりも黒いです」と勧めていました。
でもその方、「毎年買い換えます」と
言って断っていたんですよね。
私もそうすれば良かった…。
実際、墨より黒いと言われた制服は
日焼けでまだらになりました…。
同じものを買った同級生は、
裾を擦り切れさせて買い換えました…。
冬服は上着とズボンの色を合わせないといけないから、
同じブランドのものを、買った方が良いとは言われます。
ですが、
制服に関しては、消耗品だと割り切って、
1年ごとに買い換えても、金額的に変わりないようです。
その1年ごとに買い換えると言っていた
お母さんは、「その方が面倒くさくないから」と
言っていました。
お仕事で忙しい方で、日中は時間が
自由にならないそうです。
息子さんも部活で忙しく、
帰るのは、真っ暗になってから。
お店に持って行って、引き取って…という
手間をかけるくらいなら、
買い換えた方が良い、と考えたそうなのです。
私は毎日着るものだからこそ、いいものを長く…
と考えたのですが、
ライフスタイルによって
変えた方が便利なこともあるのですね。
うちも毎日チョークやホコリ、
汗まみれで、帰ってくるので、
頻回に洗濯しないと、やってられません。
洗濯機で洗えるものなのですが、やはり
多少は型崩れを起こしてしまいます。
買った時と同じ状態で3年間…
なんていうのは甘かったですね。
まとめ
家事にかけられる時間には、限りがあります。
その手間隙が、労力に見合ったものなのかを
考えて行動しないと長続きしません。
また、良かれと思った選択でも、
思わぬ落とし穴が、あったりするものです。
家事は、それぞれのライフスタイルに合わせて
やっていかなければなりません。
ある家庭には正解の方法でも、
違う家庭では、合わないことだってあり得るのです。
自分のところには
何が合うのかを考えること…
それが家事を効率よくこなすコツ
なのかもしれませんね。
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