Originally posted on 2019年9月5日 @ 5:50 PM
冷蔵庫は頻繁に食材が出入りする場所ですね。
帰宅した家族が訳もなく食べ物を探していたり・・・。
低い温度が一定に保たれている分
便利に使ってしまいがちですが、
その割に物の出し入れに夢中で
汚れは見つけても後回しにしたりしがちでした。
冷蔵庫の下や裏は無理と思って放置してましたが、
主婦でも簡単に掃除できます。
冷蔵庫の清潔さを保つためには、
3~4ヶ月に一度は掃除することがおすすめです。
では、どのようにして掃除をしていけば良いのか
その方法をお伝えします。
『冷蔵庫内の外側の掃除』
冷蔵庫は家族の誰もが気軽に使える分、
よく触れる部分の汚れは気になりますね。
何かが垂れたような跡や食品の汚れは
時間が経つとこびりついてしまい、落とすにも一苦労です。
冷蔵庫の内部を掃除する前に
まずは外観の汚れをきれいにしていきましょう。
冷蔵庫の外側の汚れはキッチンに立ち込める油煙や、
扉の開け閉めで触れた時の手垢が主になります。
これらの汚れは酸性ですから、
アルカリ性の洗剤を使えば中和作用できれいに落とせます。
私は掃除でよく使うアルカリ性の洗剤、
重曹を使うことにしました。
重曹は料理にも使える素材ですから
冷蔵庫の掃除にも安心で、かなり活躍してくれます。
重曹とアルコールを併用して
汚れ落としと除菌を一度にしました。
キッチン用のアルコール除菌スプレーも市販されていますが、
私はドラッグストアなどで購入できる
消毒用エタノールを使いました。
家中のお掃除にも使えますから常備しています。
効果も同じぐらいで価格はあまり差がありません。
冷蔵庫の外観の掃除方法は以下です。
1.タオルやふきんなどで冷蔵庫上部から水拭きしていく
2.落ちない汚れには重曹を水で溶かしたものを使い、
汚れを浮かせて拭き取る
3.消毒用エタノールを吹きかける
4.乾いた布で仕上げ拭きをする
『冷蔵庫の下や裏の掃除』
冷蔵庫内の掃除をする時に庫内のものは全て取り出しますが、
冷蔵庫が軽くなったので先に冷蔵庫の下と裏の掃除をします。
一度に冷蔵庫の中もキレイにしてしまうなら、
空っぽにしておくと軽くなり、より一層動きやすくなります。
「冷蔵庫の下や裏の掃除」
「冷蔵庫って主婦では重いんじゃ?」私もそう思っていました。
女性一人でも楽に動かす事ができるんです。
やり方をお伝えします。
コンセントを抜いておいた方が安全ですが、
すでに手が届かないような場合は、コードに前方へ
移動させるだけの余裕の長さがあるか確認しておきましょう。
冷蔵庫の前面下についているカバーを外します。
このカバーは私は横長の物で簡単に外れてしまうものでしたが、
冷蔵庫のドアを開けたところにネジ止めしてあるタイプもあります。
それぞれの方法で外してください。
左右には、高さを調整できるストッパーがあります。
それを左巻きに回して上げていきます。
床に付いた状態では固くて回りませんが、
冷蔵庫を少し奥へ押すようにするだけで、
ストッパー部分に余裕ができて回るようになります。
ストッパーが浮くとローラーが動くようになるので、
冷蔵庫は簡単に移動させることができるようになります。
しかし、設置してから長い間動かしたことがないと
ホコリがローラーにくっついてしまい、思うように動きません。
そんな時は、左右に動かしながら、
前に移動させてみてください。
また、ローラーがすぐ前に物が詰まっていて越えらず、
スムーズに動かない場合もあります。
そんな時は、「ハンガー+ストッキング」で
詰まっている物を取り除いておくと、
簡単に移動できるようになります。
ハンガー+ストッキングの作り方
針金ハンガーの中央を引っ張りひし形にして、
ストッキングの中に入れましょう。
ストッキングのつま先部分とハンガーの端が
フィットしているか確認して、
ストッキングの口をきつめに結んで出来上がり。
床の汚れは想像がつきますね。
でも、
ホコリは冷蔵庫本体や、壁、コードにもついています。
また、ここで忘れてはならないのが、
排気口/通気口のホコリです。
何年もそのままにしていたので、
モシャモシャに生えたようにホコリがついていたので、
掃除機であらかた吸い取ったら、
重曹水を雑巾に浸し固く絞って、
しっかりと拭き掃除をしました。
せっかくですから、
フローリングの目地に詰まった汚れも取ります。
気になっていたところがキレイになるのは、
実に気持ちが良いですよね。
こんなに簡単に動かせるなら、とっととやればよかった!
ゆっくりと元の位置に戻してから、
ストッパーをクルクルと右巻きに出していきます。
この時最初のように、
冷蔵庫を少し奥に押すようにしながら回すと、
完全にローラーより床に密着して動かなくなります。
しっかりと、止めましょう。
「冷蔵庫内の掃除」
冷蔵室はドアポケットや棚など細かく分類して
収納できる分、汚れも多くついています。
取り外せるパーツは、一旦全て外して
食器用の洗剤を使い全体的に洗ってしまいましょう。
冷蔵室のお手入れの手順
1.庫内のものは全て出す
2.外せるパーツは取り外して洗う
水を切り、アルコールで拭いておくとカビの予防になります。
3.タオルに重曹水を吹きかけながら庫内を拭く
4.水拭きで拭きあげる
5.タオルにアルコール除菌スプレーを吹きかけ庫内を拭く
6.アルコール除菌スプレーを染み込ませた綿棒で
ゴムパッキンの隙間を拭く
ドアの内側部分のゴムパッキンの汚れが気になる場合は、
重曹の濃度を上げ、ペースト状にしたものを
使い古しの歯ブラシに塗って汚れを落とすと
効果が上がりますよ。
野菜室は
掃除の手順は冷蔵室と同様ですが
菌が繁殖しやすい環境な分、
普段からこまめなお手入れが必要ですね。
野菜くずが落ちていたらそのままにせずきちんと処分をして、
定期的にアルコールを使った除菌がおすすめです。
冷凍室は冷凍食品が溶けない内に
手早く掃除をしてしまいたいですね。
冷凍庫を一旦空にして冷蔵室と同じ手順で掃除を進めます。
自動製氷機を使っている場合は
週1回を目安にタンクのお掃除をします。
ゴムパッキンなどはヌメリなどが付着しやすいですから
丁寧に洗うようにしましょう。
目に見えず手が届かない自動製氷機の奥の部分を洗うには
専用の洗浄剤を使うと便利ですよ。
洗浄液をタンクにセットするだけで、
掃除をしながら氷となって排出されます。
間違って口にしないように色付きの氷が出て来ますから、
後はシンクに捨てるだけと簡単です。
自動製氷機ではない人は
製氷室は氷が入っているだけですから
目立つ汚れは無いと思います。
氷を一旦取り出して固く絞ったふきんで水拭きをしましょう。
汚れを見つけた場合は水で薄めた食器用洗剤で拭き取り、
成分が残らないように丁寧に水拭きを繰り返します。
『まとめ』
冷蔵庫の下や裏は初めて掃除したので
すごいことになっていました。
こんなに簡単にできるなら
冷蔵庫内の掃除のついでにやろうと思いました。
ベタベタだった外側もキレイにできたので嬉しい!
皆さんも定期的に冷蔵庫の掃除やってくださいね。
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