Originally posted on 2017年12月7日 @ 9:56 PM
日本では以前は
畳に布団を敷いて寝るのが
一般的でしたよね。
しかし最近では
畳敷きの和室がなくて
すべてフローリングになっている、
という部屋も多いです。
フローリングに直接布団を敷くのは
カビが生えたりなど、
問題があることをご存知でしょうか?
そこで、フローリングに
直接布団を敷くのは
NGの理由をご紹介します。
フローリングに直接布団を敷くとカビが生えるという事実!
人は寝ている時に
大量の汗をかいています。
カビというものは、
・湿度65%以上、
・温度20~25度ぐらい
で発生し始めます。
成人の場合、
一晩にコップ一杯分の汗をかきますし、
体温で布団が暖かくなります。
ですので、湿度、温度共に
カビが生える絶好の条件が揃う、
というわけなんです。
畳なら通気性も良いのですが、
フローリングだと
湿気の逃げるところがなく、
布団や床にカビが生えてしまいます。
フローリングにカビが…!?キズを付けずに取ることは出来る?
気が付いたときには、
もうすでにフローリングに
カビが生えていた!
生えたカビをそのままにしておくと
どんどん繁殖しますし、
布団の方にも広がってしまいます。
それにカビの胞子を吸い込んだりすれば
身体が異常をきたす場合もあります。
まずはとにかく、きれいに取り除きましょう。
- 最初の掃除機はダメ!
フローリングに
カビが生えていると
とにかく掃除機で
吸い取りたくなります。
ですがそうすると、
カビの胞子が混ざった排気を
部屋中にまき散らしてしまいます。
カビだけでなく、
ハウスダストやダニまでも
まき散らしてしまいます。
いきなり掃除機をかけるのは
やめましょう。
- アルコールで拭き取る!
フローリングに生えてしまったカビは、
アルコールで拭き取るのが効果的です。
お風呂のカビ取り剤や、
ハイターを使いたくなりますが、
やめておきましょう。
フローリングに使うと、
そこだけ色が変わってしまったりします。
ですので、
薬局などに売っている
消毒用のアルコールや無水エタノール
を使います。
アルコールと水を1:8に薄めて、
雑巾に含ませてよく拭き取ります。
この時、換気とゴム手袋や
マスクをお忘れなく!
フローリングの色が
変わってしまう可能性もありますので、
目立たない場所でテストしてから
始めましょう。
- それでも取れない!どうしよう?
どうしてもカビが取れない、
という場合は、
もう木の奥まで入り込んでいる、
という可能性があります。
プロのお掃除屋さんに
頼んでみるのも一つの方法ですが、
奥深くまで生えたカビの完全除去は
プロでも厳しいです。
フローリングを張り替えるか
コーティングしてもらうかしか
ありません。
ネットで無料見積もりをして
良い業者を探してみても
いいかもしれません。
フローリングのカビ予防!布団を敷くならこれをするべし!
とにかく、カビを除去したら
これ以上生えないようにしましょう。
どうしても
フローリングに布団を敷くのなら、
直接敷くのではなく
床と布団の間に
バスタオルを敷くだけでも違います。
バスタオルは吸水性がありますし
洗濯もしやすいので、
けっこうおすすめです。
他には、
・すのこ
・イ草マット
・畳ユニット
・防カビマット
・コルクマット
など、布団と床の間に敷けば
かなりカビが生えるのを
防ぐことができますよ。
まとめ
フローリングに
カビが生えるの防ぐためには、
とにかく布団を直接敷かない、
というのが基本です。
床だけでなく、
布団にもカビが生えてしまったら、
アトピーや喘息を起こす、
という可能性もあります。
布団の天日干しも、
出来れば1週間に一度はしたいですし、
気になるなら布団を丸洗いするのも
おすすめです。
あとはフローリングを
こまめに掃除してください。
食べかすやほこりなど
カビの大好物は
ないようにしましょう。
加湿器の使い過ぎも
気を付けたい点です。
ちょっとしたことで
フローリングのカビを
なくすことができます。
ぜひ実践して、
気持ちの良い睡眠をとってくださいね。