Originally posted on 2017年11月7日 @ 9:54 PM
私が家事で、一番苦手作業が洗濯です。
今は性能のいい、洗濯機もあるので
洗濯なんて洗濯機に、放りこんでしまえば
後は機械がやってくれるんだから
こんな楽な作業はないだろう と
主人にも思われがちなのですが…
いやいやそうではないのです、と反論したくなります。
色落ちして、白い服が変色してしまわないように
白い衣類は別で分けて洗う
しっかり皺は伸ばして、
襟部分は、伸びないように優しく洗う”
手洗い・ドライ・ぬるま湯で洗う
などなど…
色々と守るべきルールがあったりするので
一度に全部洗濯機に入れて
ジャンジャン洗うなんてできないんですよね。
それに洗濯機で洗っても、落ちない汚れが沢山あります。
だからといって
ただ普通に手洗いをしたって
簡単に落ちるものでもありません。
そのため今まではすぐに落とすことを諦め、
またすぐに
新しい服を購入すればいいやくらいに
思っていたのですが、
娘が生まれてからは
そうも言っていられなくなりました。
子供は毎日毎日必ずと言っていいくらいに汚します。
食べ物の汚れから
土汚れ、
インク汚れまで。
洋服に付くものすべてをくっつけてきてくれるので
その度に落ちないと捨てていたら
使い捨て衣類となってしまい
衣類にどれだけの経費が掛かるんだろうと
ぞっとしてしまいました。
だからといって汚い服を着せるのも可哀そうに思い、
何とか頑張って汚れを落とそうと
落とし方について調べ上げました。
そこで今回はさまざまなシミの落とし方や
落とすためのおすすめアイテムなどをご紹介したいと思います。
1.洋服にシミをつけてしまった直後にすることとは?
どんなに気を付けながら、食事をしていても、
ソースや汁物が飛んでしまい
洋服についてしまうことありますよね。
子供なんてまだ
気を付けるということがわからないので、
うちの子なんて、口に入らない量を
すくいあげては、思いっきりこぼしながら
いつも夢中になって食べています。
最初のうちは
洋服の汚れを落とさなければならないことを
考えるととても憂鬱でした(泣)
今ではすっかり慣れましたけどね(笑)
シミがついてしまったのを見て、
まずしていたことは、
お口拭きのウェットティッシュで
シミがついた部分を拭いたり、
布巾でふき取ることでしたが、
この行為はNGです。
濡れたもので拭いてしまうと
汚れを広げてしまいシミが大きくなってしまいます。
正しい対処法は
乾いた布巾やティッシュなどでシミを上から押さえ、
水分や油などを、できる限り吸い取っておくことです。
2.シミを落とす時に使う主なアイテム
洗濯用洗剤
シミの部分を手洗いした後は洗濯機で必ず洗います。
その際には通常通り洗濯用洗剤を使って洗濯をします。
洗濯洗剤には弱アルカリ性や中性洗剤など
いくつか種類があるので
洗う衣類に適したものを使いましょう。
食器用の中性洗剤
食器用洗剤はお料理に含まれている
油や色素を落とすための成分が多く含まれているので、
食べこぼし時についたシミを、落とすのにとても適しています。
ただし一つ注意をしなければならない点があります。
食器用洗剤には
中性洗剤のほかにアルカリ性洗剤というものもあるのですが、
アルカリ性のものを使用すると
色落ちしてしまう恐れがあるため、
必ず中性洗剤のものを使用してください!
洗顔クレンジングオイル
油性の油汚れを落とす時に使用しますが、
これは本当に優れもので
よく落ちるのでうちでも大活躍しています。
さらに肌に合わず使わなくなったクレンジングが
いくつかありそれが無駄にならずに済んでいるので
2度ラッキーでした(笑)
ただしクレンジングにも色々種類がありますが、
効果が一番見られるのはオイルタイプのものなので
購入の際には注意してくださいね。
洗濯用漂白剤
落ちにくいシミに使用しますが、
漂白剤には酸素系・還元系・塩素系と3種類あります。
それぞれ特徴が異なるため
正しく使い分ける必要があります。
酸素系は、色柄物の洋服についたシミを落とす。
塩素系は、白い衣類についた黄ばみやシミを落とす。
還元系は、鉄さびを落とす。
誤って色柄物に塩素系を使ってしまうと
色が変色したり、色落ちしてしまったりと
綺麗にするはずの洋服が
着られないような状態にしてしまう恐れがあるので
注意してくださいね!
3.種類別のシミの落とし方
シミによって使用するものや落とし方は異なります。
誤ったものを使ったり、落とし方をすると
さらにひどい状態になってしまったり、
まったく効果が得られず
落ちるものも落ちないということになってしまうので
細かく種類ごとに
使用アイテムと落とす手順について
お伝えしていきますね。
しょうゆやソースのシミ
食器洗剤or洗濯洗剤
乾いたタオルなどを準備し、半分に折ったタオルを机に敷く。
服はシミのついた部分を下に向け、タオルの上に重ねる。
洗濯ブラシもしくは歯ブラシなどを使い、
ブラシに薄めた洗剤を付け、
シミの周りから中心に向かって叩きタオルにシミを移していく。
お茶やコーヒーなどの飲み物のシミ
洗濯洗剤or食器洗剤
乾いたタオルなどを準備し、半分に折ったタオルを机に敷く。
服はシミのついた部分を下に向け、タオルの上に重ねる。
洗濯ブラシもしくは歯ブラシなどを使い、
ブラシに薄めた洗剤を付け、
シミの周りから中心に向かって叩きタオルにシミを移していく。
油分の多いソースやタレ
クレンジングオイル→食器洗剤
クレンジングオイルをシミにつけ、叩き拭きをする。
薄めた食器洗剤で、さらに叩き拭きをする。
汚れの部分を、お湯でもみ洗いする。
油性ボールペンのインク汚れ
クレンジングオイル→洗濯洗剤
汚れた部分が細いので、綿棒にオイルを含ませて
汚れた部分を叩いていく。
さらに洗濯洗剤で、叩き拭きをする。
汚れの部分をお湯でもみ洗いする。
ファンデーションの汚れ
クレンジングオイル→洗濯洗剤
クレンジングオイルを、汚れ部分につけて叩き拭きをする。
さらに洗濯洗剤で、叩き拭きをする。
汚れの部分を、お湯でもみ洗いをする。
土や泥の汚れ
弱アルカリ性の洗濯洗剤
少し熱めの(40度前後)のお湯に、弱アルカリ性洗剤を入れ
30分ほどつけ置きする。
その後軽くもみ洗いをして、洗濯機で通常通り洗濯をする。
カレーのシミ
中性洗剤→酸素系漂白剤
中性洗剤をブラシにつけて、シミ汚れを叩く。
酸素系漂白剤に、つけ置きをする。
その後軽くもみ洗いをして、洗濯機で洗濯する。
フルーツのシミ
食器洗剤→酸素系漂白剤
食器洗剤でシミ部分を軽く叩いた後、
漂白剤をいれて30分ほどつけ置きする。
通常通り洗濯機で洗濯する。
錆の汚れ
還元系漂白剤
漂白剤を入れたぬるま湯にしばらくつけ置きする。
その後、通常通り洗濯機で洗濯する。
まとめ
洋服についたシミの取り方についてお伝えしました。
シミがついてしまっても
自分で落とせるシミもあるので、試してみてください。
シミは時間が経ってしまうと
すぐに洗っていれば、落ちたシミも
落ちづらくなってしまうので
遅くてもその日のうちに洗いましょう。
時間が経って落ちにくくなってしまったものは、
無理に落とさず、クリーニングに出して
落としてもらうのもいいと思います。
私もシミの落とし方について勉強してからは
少しだけ洗濯が好きになりました。
今まで落とせなかった汚れが
落とせるようになるとちょっとうれしくなります。
それから子供がどんなに服を汚しても
落とし方をマスターした今は、
思いっきり遊んで
たくさん食べて
汚しても全然いいよ! と
気持ちの受け皿が、大きくなりました(笑)
私のように、小さなお子さんがいる
ママのお役に立てたら、とてもうれしく思います。