Originally posted on 2017年11月3日 @ 9:33 PM
知ってました?
ワックスが一番滑るときって?
ワックスは、塗りたてよりもとれかけの方が
滑るって、ご存知でしたか?
小さなお子さんや
お年寄りのいらっしゃるご家庭では、
ワックスの耐久寿命に注意が必要だそうです。
ワックスの皮膜が剥がれると
滑るようになってしまうため、
学校などでは子供達が
滑って転ぶことが多くなると、
ワックスを塗り直すとか。
そして塗り直すためにワックスを
落とす過程でも、ヌルヌルとして滑ります。
そのヌルヌル感を拭き取っていくのも、
大変だったりするのです。
ワックスの寿命と場所ごとにお勧めな種類は
私は自分で床にワックスをかけています。
ワックスの目的といえば、床を傷や汚れから
守ることが最初に思い浮かびます。
床の表面をコーティングして、傷や汚れが
直接木の部分につくことを防いでいるんですよね。
木のデコボコ感もコーティングするので
ツルツルピカピカにもなります。
汚れもすぐには染みこんでいかないので、
さっと拭くだけで、掃除も簡単に
終わってしまうのが人気なのでしょうね。
ですが、床を保護しているということは、
代わりにダメージを引き受けていることと同じです。
ダメージの強さによってはワックスが
取れてしまうこともあります。
またご存知の通り、
そのバリア機能には寿命もあるのです。
ワックスは定期的に塗り替えをしますよね。
製品の種類によって塗り替えのスパンは
違いますが、手軽に自分で取り扱える製品では
半年から一年くらいのものが多いかもしれません。
条件によっては、予想よりも早く寿命が
きてしまう場合もあります。
寿命が来たかどうかを知るには、床表面に
細かい傷が目立つようになったり、変色したり、
滑りやすくなったりを注目するそうです。
私は階段のワックスがけをついついサボりがちで、
手軽にかけられる水性のワックスでごまかしています。
シートタイプになっていたり、スプレーして
簡単に塗り広げられるタイプのものです。
これはワックスの寿命と関係なしに
塗った直後から滑ります。
ですから、滑るといけない場所には、
あまりお勧めできない代物です。
水性ワックスのコーティングの耐久寿命は、
数あるワックスの中でも最も短い部類に入ります。
だいたい2、3ヶ月です。
簡単に塗れるため、
それほど苦にはならないため愛用しています。
ですが、危険な場所や
小さなお子さん、お年寄り、
体の不自由なご家族がいる場合には
使用に注意が必要です。
実際、息子も靴下で忘れ物を取りに上がっては
見事な階段落ちを披露してくれます。
それでも愛用してしまうのは、そのお手軽さ故です。
素人が簡単にかけられるワックスは、
水性以外でも耐久年数が短く、定期的に
塗り直しが必要になります。
階段以外の場所は樹脂製ワックスを
使用しているのですが、だいたい半年ごとに
塗り直し作業をしています。
ワックスって、塗るよりも落としたりする
前準備が面倒なんですよね。
きちんと知ろう!ワックスの正しい塗り方と大事なこととは
そう毎度はしないのですが…
白く変色していたり痛みがひどい場合は、
剥離用の液剤で浮かしてこすって剥がします。
次に床用洗剤で綺麗にしてから、
水拭きで洗剤成分を落とします。
そして、よく乾燥させてから
新しいワックスを塗り始めます。
十分乾かしてから重ね塗りをして乾燥させます。
…というのが正しいワックスのかけ直し方だそうです。
長年半年に一度、1日がかりでフローリングの
ワックスがけを一人でやってきました。
正直、
だんだんと自己流というか、いい加減に
なってきてしまいました。
ですから先日も、先ほどの手順のうち、ふたつほどが
十分でなかったことを自覚していました。
洗剤成分を十分に落としていなかったことと、
水拭き後に十分乾燥させていない状態で
ワックスを塗り始めてしまっていたことです。
だからあのようなことになってしまったんだねと、
家族の間では笑い話になっていますが、
私本人は散々でした。
その日、ワックス塗り替えが終わり、乾くまで
買い出しに出かけることにしました。
途中、知り合いに会ったので話し込んでしまい、
帰宅したのはかなり時間経ってから。
いつもなら完全に乾いています。
ところが、最後に最もいい加減にやった
キッチンの床が、光沢もなく
おかしな感じがしました。
「あ〜…塗り直しかな」と台所に入ると、
見事に滑って転んでしまいました。
ざらざら感を予想していたのですが、
期待はずれの感触でした。
昔、古い校舎の教室に油性のワックスを
塗っていた時のような、そんなヌルヌル感です。
そもそもうちは、樹脂製のワックスを
使用しているので、乾く前でも滑ったりしないはずです。
むしろベタベタとくっつくはずです。
それなのに、まるで油を塗ったかのような
ヌルヌル感があり滑るのです。
スリッパでは危なくて歩けません。
手に持っていた買い物袋の中身も見事に
散乱してしまいました。
これが主人や子供たちでなくて良かったと…
などと安堵している場合ではなく、ヌルヌルの床を
どうにかしなくてはいけません。
多分原因はワックスだろうということで、
もう一度落とす作業を始めました。
途中で子供と主人が帰ってきたので
事情を説明し、手伝ってもらうことに。
床を拭きながら話していると、原因がなんとなく
わかったと言うではありませんか。
私がしたことは、ワックスを溶かす液と
ワックスを混ぜて床に塗ったのと同じだと言われました。
そう言われれば、そうですよね。
ワックスを柔らかくして浮き上がらせる液剤を
床一面に塗った後、充分にその液剤を取り除かずに
ワックスを重ねたのですから。
優秀なワックス剥離剤は、水で薄められても
充分な仕事をしたのです。
まだ固まっていないワックスを軟化させて、
ヌルヌルの取り除きやすい状態にまで
してくれたのでした。
まだ固まっていなかったからこそ、
薄められた状態でも軟化されてしまった
とも言えますが…。
まとめ
普段の洗剤を、使用する床掃除でも、
しっかりと水拭きを、するようになりました。
今使っているワックスは、剥離するときには、
この床用クリーナーの原液を使ってこするのです。
そして、普段のお手入れには希釈した同じ
床用クリーナーを使用すると書いてあるのです。
この頃は、濃度だけでなく、温度などの他の条件で
ワックスが軟化したらどうしよう…と
ドキドキしながら床掃除をしています。